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2013年(平成25年)











 

松田龍平と大森立嗣監督がトークショー

映画「まほろ駅前多田便利軒」

原作が、累計50万部を突破している三浦しをんの直木賞受賞作の映画化である「まほろ駅前多田便利軒」が公開され、各館で盛り上がりを見せている。2011年(平成23年)5月14日には、ユーロスペースにて大森監督・松田龍平さんのトークショーが行われた。

大森監督・松田龍平さんのふたりが作品の想いを語る

当日、満席の中、二人が登壇。松田龍平さんの「一緒に盛り上がっていきましょう!」の一言からトークショーがスタート。トークショー後半では、会場からの予期せぬ鋭い質問の連発に、たじたじしながらも真摯に回答。作品への熱い思いが伝わってくるトークショーとなった。

◎トークショーの発言内容
◇大森監督=「原作を読んだ時に、キャラクターがしっかりしていたので面白くなることは確信しました。過去2作品のような暴力な性描写が封印されていて、冷静に新しいことにチャレンジしていかなければなと思いました」
◇松田さん=「脚本を最初の方から読ませてもらい監督が「一緒に作っていこう」といってくれたんです。はじめに多田と行天(ぎょうてん)どっちがやりたいの?とプロデューサーに聞かれ、瑛太とも話した結果、どちらでも良いと委ねましたね」
◇大森監督=「自分は、多田を瑛太に背負わせたいと思ったんだよね。これからの日本映画の俳優を背負っていって欲しいという思いも込めてね」
◇松田さん=「俺には背負えないのか~(苦笑)。僕はとてもやりやすかったです。しいて言うなら、監督からもっと色々言ってほしいと思っていたんですが、あまりなくて・・・。監督は言うのが怖いって言っていたけれど、言ってくれれば、もっと良くなったんじゃないかな」
◇大森監督=「具体的なしぐさに関しては言わないけれど、そのキャラクターの思いや考えが出るものへの選択は聞くよ。聞いてたよ!個人的に行天は、何かするでもなく多田に気を遣いながらたたずんでいる姿が好きなんだよね」
◇大森監督=「(作品のストーリーやシナリオについて)犬や子供(由良)や多田・行天たちを含めて、家族へ集約されていくんだと敏感に感じてました。その視点で描くのが僕であり、どこか興味があるんですよ。自分の家族が崩壊してましたからね(笑)」
◇松田さん=「現場で思わず、笑いのツボに入ってしまったことがあって、そこから抜け出せないことはありました。特に、松尾スズキさんにタバコを突きつけるシーンで、松尾さんが誰にでも聞こえないくらいの声で「ヒィー、ヒィー」って言っていて...。(笑いが止まらず)監督の顔色をうかがいながらやってました」
◇大森監督=「俺には聞こえてなかったらから、龍平がなんで笑っているのか不思議だった」