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2013年(平成25年)











 

公開直前にトークイベントを開催

「ドラゴン・タトゥーの女」

アカデミー賞で主演女優賞をはじめ5部門でノミネートされた「ドラゴン・タトゥーの女」。2012年(平成24年)2月10日の公開を直前にして8日、スペースFS汐留(東京都港区)で、石井竜也さんと土屋アンナさんが登壇してトークイベントが開催された。

石井竜也さん、土屋アンナさんもお勧めの作品。

石井竜也さんが、映画にインスピレーションを得たドラゴンタトゥーの女をボディアートとして表現。ヒロインのリスベットのようにアウトローな雰囲気を持つ土屋アンナさんをタトゥー(ボディーペイント)、特殊メイク、コスチューム、メイク、オリジナルオブジェ、音楽でもう一つのドラゴン・タトゥーの女に大変身させてしまうトークショー付きの試写会となった。

石井竜也氏は、音楽、芸術、空間プロデュースと幅広く活躍し、インダストリアルデザイナーとしてもグッドデザイン賞を受賞するなど数多くの実績を収めている。また多くのヒット曲を世に送り出すとともに、映画監督としても活動の場を広げ、1994年「河童」、1996年「ACRI」を公開。昨年もショートムービーを発表し賞を受賞している。

石井竜也さんは、「皆さん本日はありがとうございます!先日デヴィッド・フィンチャー監督とは対談させていただいたのですが、『セブン』を始め全ての作品を観ているくらい好きな監督です。

彼の細かいところにこだわる繊細な映画創りは、世界の第一人者になりつつある巨匠と言って良いと思います。『ドラゴン・タトゥーの女』はスウェーデンで撮影されているのですが、その寒さやどんより曇った映像には、土地がもつ暗部、人間のもっている暗部、いろんな暗部が描かれています。また傷つきながらもたくましく生きているリスベットという一人の少女が登場するのですが、最初は『このコ異常以上だなと』思うけれど、だんだんと彼女の悲しさや、現代の世界の情勢、そして大人たちに対する怒りが彼女からみえてくるんです。そのあたりが素晴らしいなあと思って観ていました。

2時間38分と長い映画ですが、さすがフィンチャー監督、スピード感があって、長さを感じないと思います。ただ最初を見逃すと、緻密にできた人間関係が分からなくなり、最後のクライマックスの面白みが減るので、いったいどんな一族なのかを特に最初の30分、じっくりと観ていただければと思います。

少女の背中にはドラゴンのタトゥーがはいっていて、それはこの場では言えないような厳しい状況・家庭環境で育った内なるものを象徴しているようです。この女の子の中に魔物がいるんじゃないか、それがタトゥーになっているんじゃないかと思うんですね。
アジアでは龍は神の遣いです。西洋と東洋では龍の考え方が違いますが、今回はただタトゥーを再現するのではなく、その違いも表現できないか、一人の女性に託し込められないかと考えました。そしてある日本のロックアーティストに協力してもらい、実現しました。新たなドラゴンです。ぜひご覧ください」と挨拶した。

また、土屋アンナさんは、スモークがたかれる中、ボディペイント姿で登場。妖艶に剣をかざしす姿に観客は見とれていた。

石井=「かっこいいー!」
土屋=「メイクは9時から、約4時間かかりました」
石井=「手、生え際全部特殊メイクになってます。後ろには龍の背中がついています」
土屋=「すごいよねぇー!」
MC=「土屋アンナさん扮する『ドラゴン・タトゥーの女』ですが、やってみてご自身でいかがですか?」
土屋=「メイク中にトイレでばったり会ったスタッフさんがびっくりしてた(笑)これすごく好きです。私は歌もモデルも、アートに繋がっていると思うから、とても好きです。でもここまで創り上げることって最近ないよね?。今日やってくださった皆さんは天才の集まりだと思うんです。普段はご一緒することのない天才をにやってもらって、間近でその作業を見れてとても嬉しいです」

2月10日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショーされる。