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2013年(平成25年)











 

3頭のクジラ救出事件の実話が映画に

映画「だれもがクジラを愛してる」

「チャーリーズ・エンジェル」シリーズや「50回目のファースト・キス」など、女優だけなく製作者、監督としても活躍するドリュー・バリモアが主演する映画映画「だれもがクジラを愛してる」が注目されている。

リアリティある演出がみごとなドキュメンタリードラマに近い作品。

1988年10月にアラスカの氷海に閉じ込められた3頭のクジラ救出事件の実話を、この事件に関わったジャーナリスト、トム・ローズが書いた原作「Freeing the Whales」を元に描かれたドラマ。救出劇に関わった人々の人間模様に、加熱するマスコミ報道、そして当時の国際社会の状況も垣間見ることができる。全編アラスカ州内での撮影や、当時のニュース映像も使用されているなど、事件のリアリティさが見事に表現されている。

◎ストーリー
1988年10月、アラスカの地方テレビ局でリポーター兼ディレクターのアダム(ジョン・クラシンスキー)は、バロー岬沖の氷上で、小さな穴から息苦しそうにして頭を出す3頭のクジラを発見し、それをニュースにして流した。その地方ニュースがメイン局のニュースで流れ、またたく間に全米で注目を浴びることとなる。

現場にやってきたアダムの元恋人で環境保護団体職員のレイチェル(ドリュー・バリモア)は、知事に救出の要請をするが無視されるものの、匿名の電話で地元の石油会社が砕氷用ホバークラフトを持っていることを知る。

レイチェルからの要請を受けた環境破壊の首謀者と言われている石油会社の社長マグローは、これが会社の宣伝になると快諾し、州兵部隊司令官に要請して救出作戦が開始される。一方、アダムはニュースの報道で過熱する現状の中、メイン局からの期待を受け気をよくするが、クジラとの共存共栄するイヌアピック族の姿に心を打たれ、報道よりもクジラを助けたいという気持ちが強くなっていく。そしてこの事件はホワイトハウスやソ連をも巻き込み、世界的なニュースとなっていく。果たしてクジラを助けることはできるだろうか。物語は感動と共に進んでいく。

◎作品概要
原作=トム・ローズ「Freeing the Whales」
監督=ケン・クワピス
撮影監督=ジョン・ベイリー
編集=カーラ・シルヴァーマン
音楽=クリフ・エイデルマン
出演=ドリュー・バリモア、ジョン・クラシンスキー、ダーモット・マローニー、クリスティン・ベル、ヴィネッサ・ショウ、キャシー・ベイカー
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