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2013年(平成25年)











 

「一枚のハガキ」の追悼上映を行うことが決定

第25回東京国際映画祭

2012年(平成24年)10月20日より開催される「第25回東京国際映画祭」のプレイベント上映会にて、新藤兼人監督作品「一枚のハガキ」の追悼上映を行うことが決定した。

戦争被害を最後の作品のテーマに。

「一枚のハガキ」は、第23回東京国際映画祭コンペティション部門にて審査員特別賞を受賞した作品。新藤監督自身が記者会見で「これが人生最後の作品です」とメディアに向かってメッセージ。「戦争はすべてを破壊する」とも語っていた。会場を車いすで退場するときに、後ろ姿であったが手を大きく挙げてメディアの記者やフォトグラファーに挨拶をした。

残念なことにこの言葉通り最後の作品となったが、新藤監督の作品の中で最もメッセージ性の高い作品でワンショットごとにその願いにも等しい監督の言葉を感じることができる。

◎作品概要
ストーリー=戦争の惨禍は一兵士の戦にととどまらない。大黒柱を失った家族は破壊される。庶民一人ひとりからみた戦争被害を最後の作品のテーマとした。
監督・脚本・原作=新藤兼人
出演=豊川悦司、大竹しのぶ、六平直政
©2011「一枚のハガキ」近代映画

◎上映概要
タイトル=Kissポート財団・東京国際映画祭共催企画・第25回東京国際映画祭プレイベント上映会
日程=2012年9月29日(土)
時間=16:00開演(15:30開場)
会場=赤坂区民センターホール
住所=東京都港区赤坂4-18-13 赤坂コミュニティープラザ3F
トークイベント=上映後にゲストによるトークイベントを開催
ゲスト=新藤次郎氏(プロデューサー、(株)近代映画協会社長)
MC=矢田部吉彦(TIFFプログラミング・ディレクター)

【解説】
新藤兼人監督の自己体験を忠実に再現しながら「戦争」そのものを市民の視線で描いた作品。丁寧に撮られた映像が、丁寧に編集され、全体として強いメッセージを訴求しているが嫌みはなくまじめに語りかけてくれたことに感謝の気持ちさえ沸いてくる良作。独立プロダクションとして「裸の島」を撮り上げていた頃の若き監督のエネルギーが、この作品でもあふれるほど感じさせるところが「凄い」。(富小路常明)



「戦争はすべてを破壊する」と新藤兼人監督。



トークイベントには、ご子息でプロデューサーの新藤次郎さんが出演する予定。