STARは踊る。スポットライトの中で。
NIPPO - ENTERTAINMENT.COM
2013年(平成25年)











 

公開を前にトークセッション開催

映画「ロストクライム-閃光-」

1968年12月10日に発生し、未解決のまま時効を迎え、世紀の完全犯罪と言われている「三億円強奪事件」。その事件の「触れてはいけない」闇の真相に迫るサスペンス大作「ロストクライム-閃光-」の公開が7月3日と迫っている。公開事前イベントとしてトークセッションがおこなわれた。

単独犯か複数犯か。

この企画は、フォーラム神保町とのコラボ企画で、東京都千代田区内でおこなわれた。作家の宮崎学氏、精神科医の香山リカ氏、社会学者の宮台真司氏、そして本作品の原作「閃光」の著者 永瀬隼介氏 が、独自の視点とそれぞれの立場から、時代背景と犯人像、犯行の目的、事件の特異性に鋭く斬り込んだトークを展開した。

特に、単独犯か複数犯かで論議が白熱。原作を書いた永瀬隼介氏は、「私はこの原作を書いているということもありますが、やはり複数犯だと思います。事件の布石として夏に脅迫状が5通届き、爆発物を仕掛けるという脅迫もあった。白バイやシート、セドリックなどを1人で準備できるかといえば難しい。当時19歳の少年Sが実行犯であることは間違いないだろう。彼は事件の5日後に死んでしまったことが、警察の捜査志気を低下させ色々なミスが連発した。脅迫状の切手の唾液や脅迫電話の声が30代で少年Sではないことも判明している。あのときに少年Sを逮捕していれば誤認逮捕もなく本当に犠牲者は出なかったのではないかと私は思います」と語った。

◎作品概要
監督=伊藤俊也
出演=渡辺大、奥田瑛ニ、川村ゆきえ、武田真治、かたせ梨乃、宅麻伸、原田芳雄、夏八木勲
脚本=長坂秀佳、伊藤俊也
音楽=大島ミチル
原作=永瀬隼介「閃光」(角川文庫刊) 
製作=「ロストクライム-閃光-」製作委員会 
配給=角川映画
公開=7月3日より
(C)2009「ロストクライム -閃光-」製作委員会