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2013年(平成25年)











 

谷啓さん「コメディ栄誉賞」が授賞へ。

したコメこと「第3回したまちコメディ映画祭in台東」

2010年(平成22年)9月16日~20日まで開催される「第3回したまちコメディ映画祭in台東」で、多年に渡り「笑い」を通して多くの人々を楽しませてくれた谷啓さんへの「コメディ栄誉賞」授賞が決定した。第1回の小沢昭一さん、第2回のコント55号に引き続いての受賞となる。

したまちで庶民の笑いの映画祭

この「第3回したまちコメディ映画祭in台東」は、コメディと東京の台東地区に特化した映画祭とし全国から注目を集めている。その中でも「コメディ栄誉賞」は、庶民をコメディによって勇気づけたコメディアンが選ばれる賞。まさに谷啓さんにとっては「名誉の賞」となる。授賞式とあわせて「クレージーキャッツ・リスペクトライブ(クロージングセレモニー&イベント)が、9月20日に不忍池水上音楽堂でおこなわれる。

また、高田文夫セレクションの「クレージーキャッツ」関連3作品の上映に加え、ゲストに小松政夫を招いてのトークショーも開催。上映される作品は次の通り。

◎「クレージー黄金作戦」(1967年/158分/渡辺プロ 東宝)
監督=坪島孝
出演市=植木等、ハナ肇、谷啓、犬塚弘、桜井センリ、石橋エータロー、安田伸、有島一郎、藤木悠、石山健二郎、十朱久雄、飯田蝶子、豊浦美子、北川町子、中真千子、

博奕狂いの破戒僧・心乱はひょんなことからラスベガスに行くことになり、機中、代議士の板垣、アメリカ人の遺産を相続することになった梨本といっしょになる。遺産は廃鉱と坑道地図だけであったが、坑道には海賊が隠した財産が眠っていた。
ハワイ・ロス・ラスベガスと大スケールロケーションを敢行、さらにはザ・ドリフターズ、ザ・ピーナッツ、加山雄三などのビッグネームを揃えるなど、すべてにおいて最高のグレードでつくられた超豪華版だが、見所はなんといってもラスベガス大通りを遮断してのダンスシーン。シリーズでも屈指の名シーンとなった。

◎「喜劇 泥棒大家族 天下を盗る」(1972年/96分/渡辺プロ)
監督=坪島孝
出演=植木等、八並映子、谷啓、藤田まこと、ミヤコ蝶々、紀比呂子、江夏夕子、太地喜和子、犬塚弘、山東昭子、

原作は東京新聞の加藤延之記者の潜入ルポルタージュ『こちら特捜部・泥棒村潜入記』。九州の筑豊炭田にある全住民200余人が、血縁で結ばれた一大万引き団を形成し、前科はしめて309犯、年間稼ぎ高2億円という泥棒大家族の人間模様を描く大ケッサク喜劇。
BS・CSで放映されずにビデオやDVDにもなっていない幻のお宝映画である。

◎「図々しい奴」(1964年/94 分/東映)
監督=瀬川昌治
出演=谷啓、佐久間良子、杉浦直樹、西村晃、上田吉二郎、浪花千栄子、長門裕之、

当時、TVで高視聴率をたたき出した柴田錬三郎原作のドラマを映画化した作品。東映のプログラム・ピクチャーを支えた瀬川昌治監督が登板し、クレージーキャッツのメンバー、谷啓を主演として迎えた喜劇だ。旧岡山城主・伊勢田家の当主である直政は、不思議な少年・切人を引き取ることにする。しかし自由奔放な生活のせいで、直政はヨーロッパへ追いやられてしまい...。"図々しさ"を忘れない主人公の面白い生き方が笑わせてくれる快作。羊かん屋の名前が"虎屋"という、「男はつらいよ」シリーズより先行しているセンスなど、瀬川監督の優れた喜劇性を感じさせる。どんな状況下にあってもどこまでも図々しく金儲けに生きる主人公の姿に笑い涙が止まらない。