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2013年(平成25年)











 

ソフィア・コッポラ-4年ぶりの新作話題に

「SOMEWHERE」

第67回ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞したソフィア・コッポラ監督4年ぶりの最新作「SOMEWHERE」が、日本での公開(4月2日)を前に話題となっている。

ハートフルなドラマが展開する作品

「どうしてだろう、娘との時間が美しいのは」。この言葉に表れるように、この映画は父で映画監督のフランシス・フォード・コッポラとの思い出を、娘クレオの視線に重ね合わせた物語で、父への優しい想いにあふれるパーソナルなエピソードがちりばめられている。物語は、彼女の新境地を切りひらく最高傑作となった。

この映画は、すさんだセレブ生活を送る俳優の父と、ティーンエイジャーになる一歩手前の娘が過ごす、かけがえのない日々を優しく描いたハートフルなドラマ展開をする。

この映画はハリウッド伝説のホテル「シャトー・マーモント」が舞台となっている。フェラーリを乗りまわし、退廃的なライフスタイルを送る映画スター、ジョニー・マルコ(スティーヴン・ドーフ)の暮らしは、表向きの華やかさとは裏腹に、じつは孤独で空虚だ。ある日、彼のもとに前妻と同居する11歳の娘クレオ(エル・ファニング)がやって来る。ひさしぶりに娘と過ごす時間、それは親密で穏やかだった。

ちょっと奇妙なイタリア旅行、TVゲームや卓球に熱中した眩い午後、思いきり笑って少しまどろんだプールサイド......。そんな何気ない日々の時間のなか、ジョニーはやがて気付いていく――自堕落な生き方が置き去りにしてきた、大切な何かを。

「ロスト・イン・トラスレーション」をはじめ、少女たちのうつろう心を繊細に映し出してきたソフィアが次に描くのは、娘との触れ合いをきっかけに、ここではないどこかへと人生を歩み出す不器用な父の姿。世界的に知られる映画監督である父フランシス・フォード・コッポラとの思い出を、娘クレオの視線に重ね合わせた、父への優しい想いにあふれるパーソナルな物語。この私的な部分の多い作品が彼女の新境地を切りひらく最高傑作となった。

◎作品概要
監督・脚本=ソフィア・コッポラ
製作=G・マック・ブラウン、ローマン・コッポラ、ソフィア・コッポラ
製作総指揮=フランシス・フォード・コッポラ、フレッド・ルース 
撮影監督=ハリス・サヴィデス 
プロダクション・デザイン=アン・ロス 
編集=サラ・フラック 
衣装デザイン=ステイシー・バタット 
音楽=フェニックス
出演=スティーヴン・ドーフ、エル・ファニング、クリス・ポンティアス
配給=東北新社
4月2日(土)より 新宿ピカデリー他全国ロードショー
(C)2010 - Somewhere LLC、(c)Kazuko_Wakaya



第67回ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞したソフィア・コッポラ監督(中央)