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2013年(平成25年)











 

物語の「はこび」と心情の「映像化」に優れた作品

映画「ファースター 怒りの銃弾」

物語の「はこび(展開)」と登場人物の心情をみごとに表した「映像」にあふれる才能を感じさせる作品が登場する。その映画は「ファースター 怒りの銃弾」。見るに値する作品と言える。

巧みな物語展開と心情を描いた映像が見どころ

10年間の刑期を終えた主人公が刑務所長の訓示を受けて出所。直ちに復讐のために旅をするというストーリー展開。福州の旅の中で徐々に主人公のプロフィールが明確になり、復讐の理由も明らかになっていく。そして、主人公を追う退職を数日後に控えたベテラン警官と、主人公殺しを依頼された殺し屋が物語に加わってみごとに展開していく。あっという間の1時間30分。

特筆すべきは「映像」。登場人物の心情を、ワンショットごとの映像に反映させる手法。その効果は後半に現れ、観客をクライマックスに自然に引きこむ結果となっている。奇をてらわずに堂々とした作品で評価できる。(富小路常明)

公開=5月21日(土)より、シネマスクウェアとうきゅう他、全国ロードショー
配給=ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント



上映開始と共に引きこまれていく物語展開